2005年 02月 19日
唐招提寺展 東京国立博物館 |
3年前に奈良に行った。唐招提寺に着いて初めて平成20まで修復工事があり、金堂を見られないことを知った。何の下調べもせずに旅行を計画したのだ。
今回修復が終えた毘盧舎那仏が鑑真和尚像(with東山魁夷)と一緒に見られることになったので、3年前の雪辱のため東京国立博物館に勇んで見に行った。
写真集などで見る唐招提寺の毘盧舎那仏はあまり美しいとは感じなかった。頭でっかちで、釣り目の上より目で均衡がとれていないと感じたのだ。しかし実物を見て印象は全く変わった。こういう丈六以上の大きさの仏像は、やはり近くから見上げることを前提に作られているのだ。正面下から30度ほど見上げる角度が良い。より目と感じた視線もピタッと合う。すばらしい。今回の展示では光背がはずされたままの姿であり、後ろ回りこんでみることもできてうれしい。化仏が一面に張り付いた有名な光背がついている姿も見たいが、それは平成20年以降にとっておくことにしよう。
鑑真和尚像は今回初めて見た。思ったより若い印象。魁夷の襖絵は以前横浜美術館でみた。今度は御影堂でお会いしたいが当分無理だろう。
今回修復が終えた毘盧舎那仏が鑑真和尚像(with東山魁夷)と一緒に見られることになったので、3年前の雪辱のため東京国立博物館に勇んで見に行った。
写真集などで見る唐招提寺の毘盧舎那仏はあまり美しいとは感じなかった。頭でっかちで、釣り目の上より目で均衡がとれていないと感じたのだ。しかし実物を見て印象は全く変わった。こういう丈六以上の大きさの仏像は、やはり近くから見上げることを前提に作られているのだ。正面下から30度ほど見上げる角度が良い。より目と感じた視線もピタッと合う。すばらしい。今回の展示では光背がはずされたままの姿であり、後ろ回りこんでみることもできてうれしい。化仏が一面に張り付いた有名な光背がついている姿も見たいが、それは平成20年以降にとっておくことにしよう。
鑑真和尚像は今回初めて見た。思ったより若い印象。魁夷の襖絵は以前横浜美術館でみた。今度は御影堂でお会いしたいが当分無理だろう。
by mec666cem
| 2005-02-19 12:09
| 美術館(邦)