2005年 10月 30日
日本神道がわかる本 本田総一郎 日文新書 |
神道はあまり知らないが興味があるので、先ずは簡単に全体を理解しようと思いこの本を読み始めた。
しかし、冒頭に「緑と水を崇める日本神道は世界中から求められています」というような口上があり、いきなり読む気が萎えた。
けれども、一度読み始めたのだから最低限の知識だけでも得ようと我慢して読みすすめる。
第一章で、神社におまいりしていたからこそH2ロケットの打ち上げが成功した、というようなことが書いてあり、思わず失笑(本書の発行は平成14年)。
その後もIT企業や、大企業も神社を祭っているとか、日本の神道を研究している外国人研究者がいるといった「箔付け」が続く。
これではマンガ雑誌の表紙裏にある「NASAでもつかわれている脅威の筋力アップマシーン」の広告と変わらないではないか?神道よりIT企業のほうがえらいのか?
第三章以降は具体的な神社の解説に入るのでとりあえず安心。このあたりは結構役に立つ。
本書では本居宣長や柳田國男の引用が多く、
いっそそちらを読んだほうが早いのではないかとも思った。こんど読むのはは本居宣長だ。
しかし、冒頭に「緑と水を崇める日本神道は世界中から求められています」というような口上があり、いきなり読む気が萎えた。
けれども、一度読み始めたのだから最低限の知識だけでも得ようと我慢して読みすすめる。
第一章で、神社におまいりしていたからこそH2ロケットの打ち上げが成功した、というようなことが書いてあり、思わず失笑(本書の発行は平成14年)。
その後もIT企業や、大企業も神社を祭っているとか、日本の神道を研究している外国人研究者がいるといった「箔付け」が続く。
これではマンガ雑誌の表紙裏にある「NASAでもつかわれている脅威の筋力アップマシーン」の広告と変わらないではないか?神道よりIT企業のほうがえらいのか?
第三章以降は具体的な神社の解説に入るのでとりあえず安心。このあたりは結構役に立つ。
本書では本居宣長や柳田國男の引用が多く、
いっそそちらを読んだほうが早いのではないかとも思った。こんど読むのはは本居宣長だ。
by mec666cem
| 2005-10-30 14:55
| 読書