2005年 02月 15日
ミュシャ展 東京都美術館 |
東京都美術館にミュシャ展を観にいった。ミュシャはそれほど好きというわけではない。しかし今までは本やTVでしか見たことがないし、東博に来たついでによってみた。
ミュシャの作品はリトグラフが基本なので、画集などで観るのと印象はあまり変わらない。平面的で、上品でかわいらしい。輪郭のはっきりとした絵画手法は、日本画的であり、ある意味漫画やアニメにも通じるものもあるのだろう。日本人に好まれる絵である。
実際、当日の会場は、入場制限があるくらいの混雑で、またしても人の後頭部ばかりを眺める展覧会であった。壁面に狭い間隔でただ並べる展示方法は何とかならないものか。特にミュシャの場合これといった目玉の絵がなく、それぞれが自分のお気に入りの前で立ち止まるので列が横方向に流れない。
人ごみの嫌いな私は後方から眺めることになるのだが、そうしてみると客層が他の展示会と違っていることに気がついた。ミュシャの展覧会なら圧倒的に女性が多いと予想していたのだが、意外と男が多いのだ。
それもカップルではなく男一人、もしくは男だけのグループ。そのひとたちの「お気に入り」を眺める表情とその容姿を観察してみると、秋葉原などでよく見かける人たちと同種の人たちなのだと気づいた。
台湾の平凡・陳淑芬などの商業版画がそれなりの値段にもかかわらず意外と秋葉原でよく売れるという話を聞いたことがある。ミュシャもその延長なのだろうか?とにかく疲れた「見学」だった。ショップも混雑していて何も買わずに帰宅。
ミュシャの作品はリトグラフが基本なので、画集などで観るのと印象はあまり変わらない。平面的で、上品でかわいらしい。輪郭のはっきりとした絵画手法は、日本画的であり、ある意味漫画やアニメにも通じるものもあるのだろう。日本人に好まれる絵である。
実際、当日の会場は、入場制限があるくらいの混雑で、またしても人の後頭部ばかりを眺める展覧会であった。壁面に狭い間隔でただ並べる展示方法は何とかならないものか。特にミュシャの場合これといった目玉の絵がなく、それぞれが自分のお気に入りの前で立ち止まるので列が横方向に流れない。
人ごみの嫌いな私は後方から眺めることになるのだが、そうしてみると客層が他の展示会と違っていることに気がついた。ミュシャの展覧会なら圧倒的に女性が多いと予想していたのだが、意外と男が多いのだ。
それもカップルではなく男一人、もしくは男だけのグループ。そのひとたちの「お気に入り」を眺める表情とその容姿を観察してみると、秋葉原などでよく見かける人たちと同種の人たちなのだと気づいた。
台湾の平凡・陳淑芬などの商業版画がそれなりの値段にもかかわらず意外と秋葉原でよく売れるという話を聞いたことがある。ミュシャもその延長なのだろうか?とにかく疲れた「見学」だった。ショップも混雑していて何も買わずに帰宅。
by mec666cem
| 2005-02-15 12:08
| 美術館(洋)