2005年 12月 19日
日本文化論の系譜 大久保喬樹 中公新書 |
明治から昭和にかけて世に問われた「日本人による日本文化論」の著作を紹介した本。
取り上げられているのは、
志賀重昂「日本風景論」、新渡戸稲造「武士道」、岡倉天心「茶の本」
柳田國男「遠野物語」「山の人生」、折口信夫「古代研究」、柳宗悦「雑器の美」「美の法門」
西田幾多郎「善の研究」、和辻哲郎「風土」、九鬼周造「いきの構造」
谷崎潤一郎「陰翳礼讃」、川端康成「美しい日本の私」
坂口安吾「堕落論」「日本文化私観」、岡本太郎「縄文土器-民俗の生命力」
丸山真男「日本の思想」、土居健郎「甘えの構造」
こういった本は、本の取捨選択と位置づけで間接的に著者の考えを代弁しようとたくらむものが多い。
しかし、本書は著作の紹介と作者の考えを簡潔にまとめることに徹しており、ある意味とても便利な本である。
取り上げられているのは、
志賀重昂「日本風景論」、新渡戸稲造「武士道」、岡倉天心「茶の本」
柳田國男「遠野物語」「山の人生」、折口信夫「古代研究」、柳宗悦「雑器の美」「美の法門」
西田幾多郎「善の研究」、和辻哲郎「風土」、九鬼周造「いきの構造」
谷崎潤一郎「陰翳礼讃」、川端康成「美しい日本の私」
坂口安吾「堕落論」「日本文化私観」、岡本太郎「縄文土器-民俗の生命力」
丸山真男「日本の思想」、土居健郎「甘えの構造」
こういった本は、本の取捨選択と位置づけで間接的に著者の考えを代弁しようとたくらむものが多い。
しかし、本書は著作の紹介と作者の考えを簡潔にまとめることに徹しており、ある意味とても便利な本である。
by mec666cem
| 2005-12-19 21:23
| 読書